記事タイトルの文字数は27文字が良いと書かれていたり、32文字が良いとか、40文字以上とか色々議論されています。
果たしてどれが正解なのか?人によって回答がバラバラで、調べてもよく分からないかと思います。2008年からアフィリエイトに携わり、数々のSEOの変動を経験した矢野が解説します。
昔は27文字が正解だった
実はどれも正解だったりします。記事を書かれている方が、その時に正解だった事を書かれています。
昔は、27文字や32文字の時もありました。これはパソコンやモバイルで表示された検索結果の記事タイトルの文字数に由来します。
パソコンでの検索結果
現在の検索結果の記事タイトルは何文字表示されるかというと、以下のようになっています。28文字以上は …で省略されます。
スマートフォンでの検索結果
スマートフォンから検索結果を見ると、なんとパソコンよりも文字数が多く33から34文字表示されます。スマホの方が文字数多く表示されるなんて意外ですよね。このように、34文字説は、スマホの検索結果から出てきました。
2023年現在は長いほど評価される
現在は、何が正解かと言うと、短いよりも長い方がGoogleからは評価されています。
何十件も検証したので、これは間違いありません。
省略以降も解釈する
…で省略されるからいって評価しないわけではありません。現在は、ちゃんと解釈してくれます。
むしろ、…に含まれる箇所に何を書くかが非常に大切でもあります。
どのくらいの長さがベストか?
矢野の実感では40文字以上は欲しいです。この記事タイトルも40文字以上あります。40〜45文字くらいになるように、いつも調整しています。
ただし、60文字とか100文字とか、あまりに長すぎるのはGoogleは嫌いです。過度な行為は昔から嫌う傾向があります。
記事にキーワードは必須
Googleは記事タイトルは、文字数だけが重視されているかと言うと、そうではありません。
キーワードを入れるのは必須です。キーワードについては、過去にこちらの記事で解説しました。ご参考ください。
重要なキーワードは前にもってくる
SEOの観点から、記事タイトルで重要なキーワードを前に持ってくることが大事です。これは、Googleが英語ベースで作られたことが大きな要因となっています。
Googleの検索エンジンは、キーワードを利用してユーザーの検索クエリに対する適切な結果を提供することを目指しています。英語は順序に敏感な言語であり、文章の構造が意味を持つ場合が多いため、キーワードの位置は重要な役割を果たします。
日本語では結論は後回しですが、英語では結論は1番先に伝えます。この構造がSEOでも、そのまま採用されています。
キーワードだけのブツ切りはダメ
記事タイトルにキーワードを入れるの大事とは言っても、以下のようにキーワードだけのぶつ切りは駄目です。昔はこれでも良かったのですが、今は逆効果です。
記事タイトルも文章になっているとなお良い
今のGoogleが AIで学習していることから、記事タイトルも文章で書くとSEO的にも効果があります。AIは主語、述語、目的語と分解して解釈しているからです。
記事タイトルもいわゆるSVOCを意識して書くと上位表示しやすくなります。
これは検索結果が如実に物語っています。SVOCを意識的に書いた記事ばかりが上位表示しています。
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