アフィリエイトで、キーワードのずらしをマスターすることは、収益を安定させるためにとても大事です。結構経験値が必要なのですが、この記事ではアフィリエイトにおけるキーワードのずらし方について、分かりやすくまとめたいと思います。
通常のキーワードでの集客方法
実際に矢野が、昔、引っ越し案件でやっていた事例です。
通常の検索は、広告主さんの名前で、ダイレクトで検索したり、複合キーワードでも、広告主さんの名前が入っての検索。普通の思考で考えると、こういう記事を書きたくなるんです。ライバルも多いですし、広告主さんのサイトだらけの検索結果という事が多いです。
- 引っ越し侍 口コミ
- 引っ越し侍 感想
商標での集客は広告主さんは喜ばない
化粧品などでは、「商品名+感想」「商品名+口コミ」などで記事を書くのが鉄板ですが、意外とこういう通常の検索ルートでの集客方法は、どれだけ売上が上がっても、広告主さんはあまり喜んでくれません。なぜかというと、同じキーワードで広告主さんも公式サイトを作っていたり、アドワーズなどで出稿しているからです。つまり、ライバル。
ずらしキーワードでの集客方法
同じ引っ越しが目的でも、人によっては引っ越しを入れないけど、引っ越しと同じ意味になるキーワードもあります。
- 転校手続き 中学校
- ◯◯区 中学校 転校手続き
- ◯◯中学校 転校手続き
広告主さんは実施しないので喜ばれる
こういう広告主が攻めていないキーワードで、かつ、アクセスもしっかり来るキーワードで集客すると広告主さんからは大変喜ばれます。特別単価も出やすいです。
ずらす時のポイント
サジェストツールは実は難しい
サジェスト(同義語)ツールを使うと、そのキーワードの同義語がわかります。色々と小手のテクニックは色々とあるんですが、根本のお客さんが検索する思考が分かっていないと、どこかで行き詰まります。
また、最近のGoogleは賢くなりすぎていて同義語も分かっています。同義語ではない元のキーワードで提案してくることもあるので、同義語の手法は、今はほとんど使えません。
同義語で稼げるっていう方がしばしばいらっしゃいますが、やっていないでしょうって思ってしまいます。実例を出します。
事例
例えば、転居は引っ越しの同義語です。「転居 最安値」で、検索しても検索結果に、転居が入った記事が出てきません。
ペルソナを考える
検索の向こう側には、生身の人間が居て、何かしら悩んでいて検索しています。ブログを書く側になると、そこが見えなくなってしまい、ついついGoogle相手の事しか考えなくなってしまいます。
キーワードをずらす時は、相手の属性(ペルソナ)を考えるとよいです。
これは、拙著「月3万円稼ぐアフィリエイト実践教室」で108ページで詳しく解説しています。よかったら手にとって読んでみてください。相手の年齢、家族構成、悩みまで考えると色々と見えてくることがあります。
ゴールから逆算してペルソナ設計
例えば、「引っ越し一括査定」の広告がゴールとすると、それを使う方の属性を考えてみる。
- 家族3人
- 旦那が転勤
- 小学校の子供
- 転校手続きを早くしないといけない
- 旦那は忙しいから私がやらなきゃ
- 粗大ゴミがたくさん出た
- 不用品売って引っ越し費用にしたい
- 片付けどうする
ずらしキーワードは沢山書ける
通常の商標を使ったキーワード(成約前提の)だと、1つのブログで、せいぜい1つか2つしか書けません。口コミとか、感想とかレビューって1つしか書けないという意味です。
しかし、ずらしキーワードは、「引っ越し」というキーワード1つでも、それを使う家族がどういう形であるかで、色んな角度から記事を書くことができます。どれだけペルソナを掘り起こせるかが鍵になります。
ご質問はコメント欄からお願いします